分析チームで技術ブログを更新し続けるために最初にやったこと

Da Vinci Studio 分析チームの濱口です。
Da Vinci Studio の分析チームでは、少し前から定期的にブログを書いて、チームに溜まった知見を社外に公開しています。継続してブログを更新するためにやったことをまとめようと思います。

背景

分析チームの方針として

  • 社外の新規案件を獲得したい
  • 将来的には仲間を増やしたい

の2つがありました。そのためには分析チームがどんな活動をしているのかをあらゆる手段で発信して、もっと社内外にアピールする必要がありました。その手段の1つとして、分析チームがどんな技術を使っていて、どんな工夫をして日々アウトプットを出しているのかを技術ブログで発信すると良いのではと考えていました。

ブログを更新していくためにやったこと

「ブログを更新していくためにやったこと?技術ブログなんて書いて公開するだけでは?」と思う方もいるかもしれません。
弊社の技術ブログ(2021年4月時点)を確認してみると

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2021年4月当時のブログの最新記事

2020年7月3日が最後の更新となっており、9ヶ月くらい放置されている上に2記事しか投稿されていませんでした。ブログ開設当初は「書きたい人が主体的に書いていこう!」という感じで始まった技術ブログでしたが、ほとんど投稿されず幽霊ブログになってしまっていたのでした。
というわけで、これまでと同じような運用だと続かないと思い、分析チームで技術ブログを投稿し続けるために以下のことをやりました。

  1. 技術ブログの運用事例を集める
  2. 執筆計画を立てる
  3. 率先して自分から書き始める

ブログが更新されていないのは全社的な問題ですが、とりあえずは分析チームとして小さく切り込んでいくことにしました。

1. 技術ブログの運用事例を集める

世の中の多くの企業が技術ブログをやっていて、同じように技術ブログの運用に苦労しているところもあるのではないかと思い、まずは他社の事例をいくつか集めました。

調べてみるとほとんど多くの企業が、何かしらの運用の仕組みや計画をしっかり立てて技術ブログを運用していることが分かりました。その中でも

社内技術ブログのはじめかた - Gunosyデータ分析ブログ

の記事が、チーム内ですぐに実践できそうで、最初のステップとしてはとても参考になりました。

2. 執筆計画を立てる

というわけで、上記の事例をもとに運用計画を立てていきます。具体的には

  1. ブログを書く目的を確認する
  2. 目的に沿って、読者のペルソナを考える
  3. ペルソナごとに記事のネタを洗い出す
  4. 執筆担当を決める
  5. どれくらいの頻度で出していくかを決める

の順番でやっていきました。今回は記事ネタを洗い出して担当を決めるところまでやって、スケジュールに関しては厳密に定めませんでした。

1. ブログを書く目的を確認する

目的は背景でも挙げましたが

  • 社外の新規案件を獲得したい
  • 将来的には仲間を増やしたい

の2つです。上記をもとに読者のペルソナを考えたいと思います。

2. 目的に沿って、読者のペルソナを考える

2つの目的に対してそれぞれペルソナを考えました。

  • 社外の新規案件を獲得したい

    • サービスとかのグロース担当
    • 日本在住
    • 分析の知識あんまりない
    • 日本の企業とか行政で、グロース、マーケティング、分析担当のいずれか
  • 将来的には仲間を増やしたい

    • 中途
    • 23~32歳
    • 日本在住
    • 企業や行政で分析担当、機械学習担当、データインフラ担当
    • データ分析、分析基盤の保守・運用、BIツールの利用経験有

あまり難しく考えすぎず、どんな人から案件を獲得して一緒に仕事をしたいか、どんな人が今のチームにいたら助かるかなどから想像してざっくりで出していました。

3. ペルソナごとに記事のネタを洗い出す

続いて、上記をもとに記事のネタを洗い出していきます。

  • 社外の新規案件を獲得したい

    • 分析基盤整備の話
    • サービスグロースの話
    • データドリブンな施策の話
  • 将来的には仲間を増やしたい

    • BIツールの話
    • 分析SQL運用についての話
    • チームでの取り組みの話

社外の新規案件を獲得したい向けには案件や施策実施についての全体の話を、将来的には仲間を増やしたい方向けには具体的な技術の話やチームでの取り組みの話などをできると良さそうという風に考えて洗い出しました。
このタイミングでとりあえず思いつく限りを出していますが、新しく思いついたら随時リストに加えています。

4. 執筆担当を決める

ネタを洗い出した後は、誰がどの記事を書いていくのかを決めました。
執筆スケジュールに関しては各々に任せた運用になっていますが、その代わりにチームとしてどれくらいの頻度で記事を投稿していくかを決めていて、現状では 1~2 投稿/月をノルマとしてブログを更新しています。分析チームのメンバーは3名なので、それぞれのリソース配分を気にしながら書ける人が書くような流れができています。

3. 率先して自分から書き始める

執筆計画を立てたら、あとはひたすら書いていきます。チームメンバーにもしっかり書いて欲しかったので、旗振り役の自分が率先して書きました。

結果

半年ほど運用してみた結果、分析チームとしては、1~2 投稿/月 のノルマを大方クリアできており、継続的に社外へ発信できています。また分析チーム以外の他のチームでもブログを書いて発信する動きが少しずつ出てきています。
具体的に採用や案件獲得という結果には繋がっていませんが、継続的にブログの更新を続けていくことで中長期的に結果として表れるのではないかと考えています。

次にやること

正直なところ、現状の投稿頻度をデータ分析チームだけで維持するのは結構大変です。また先にも述べましたが、ブログが更新されていないこと自体は全社的な問題です。なので次にやることとして

  • 分析チーム以外の投稿も活発にする
  • 活発な状態を全社的に継続する

の 2 点が必要だと思っています。 現状の技術ブログは分析チームが率先して投稿しているので、多くの投稿がデータ分析に関連する内容になっています。しかし Da Vinci Studio にはデータ分析以外にもサーバーサイドやアプリ、インフラ、デザインなどの部署が存在し、サービス開発を行っています。データ分析に関連する投稿だけでなく、他の部署の投稿も活発にできれば、どんなことをやっている会社なのかをちゃんと知ってもらえるようになります。また投稿が活発な状態も継続することができ、技術ブログをよく書いている会社と認知されて、会社全体の技術ブランディングも良い方向に進み、採用や案件獲得に繋がるのではないかと思っています。
他の部署の活動も発信されるように、ブログ等の社外へのアウトプットの啓蒙であったり、会社全体の投稿を活発化させる仕組みの構築が必要だということが見えてきました。

まとめ

分析チームでのブログ運用についてまとめました。
分析チームの方針だけでなく会社全体の技術ブランディングも含め、今後は全社的に技術ブログでの発信を活発化させていく必要があると感じました。他部署のメンバーへのヒアリングなどを行い、施策の実施や仕組みを構築していきたいと思います。

さいごに

Da Vinci Studio では一緒に働ける仲間を絶賛大募集中です!募集職種と詳細に関しては、以下のリンクからそれぞれ確認できます。

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