Da Vinci Studio Blog

株式会社 Da Vinci Studio は 2023 年 7 月に株式会社 Zaim と統合し、株式会社くふう AI スタジオになりました

おやこのくふうプロジェクトのご紹介

Da Vinci Studio 第 2 サーバー部の冨田です。

Da Vinci Studioではくふうグループ内、くふうグループ外問わず、様々なサイトの新規開発や保守運用をさせていただいております。 今回はその中でもDa Vinci Studioでサイトの発足から関わりのある「おやこのくふう」についてご紹介いたします。

技術ブログでありますので技術的なお話をメインで進めさせていただければと思います。 ただ、そもそも「おやこのくふう」というサイトを知っていただけないとその後の技術的なお話もわかりにくくなってしまうと思いますので、まずは軽く「おやこのくふう」についてご説明いたします。

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サーバー部の紹介

こんにちは、Da Vinci Studio サーバー部の黒澤です。 サーバー部のことをたくさんの人に知ってもらいたく発信していくことにしたので、Da Vinci Studio サーバー部はどんな構成なのか、どんな技術で開発しているのか紹介したいと思います。

サーバー部とは

まず初めに、Da Vinci Studioの立ち位置から説明します。 Da Vinci Studioの業務は大きく分けて3つです。

  • くふうカンパニーグループ企業への技術支援
  • グループ外企業のサービス開発
  • Da Vinci Studio内の自社サービス開発
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データの民主化推進のためのダッシュボード整備のススメ

インフラ基盤部データ分析チームの濱口です。最近わが家のキッチンにグリルが導入され、暇があれば魚ばかり食べています。
今回はグループ会社 Zaim での、データ民主化の推進のための Redash のダッシュボード整備に関してまとめていきます。

背景

現在 Zaim のデータ分析チームでは、分析環境の改善による分析効率向上やデータの信頼性向上に努めています。その中の活動の1つに「データ民主化の推進」があります。ここで挙げている「データの民主化」とは一般的に、一部の専門家のみが扱えていたデータの利活用を、データに関する詳細な知識を持たない人でも扱えるようにする環境を整備することを指します。
Zaim における「データ民主化の推進」の目的としては

  • データ分析チームへのデータ抽出依頼を減らしたい
  • 各チームやクライアントへデータや分析内容をより迅速に届けたい

などがあります。誰でも簡単にデータを使えるようにして、全体の分析効率を向上させたいということですね。

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AWS GameDayに参加してきた話

Da Vinci Studio インフラ基盤部の井手です。 いよいよ re:Invent2021 が始まりましたね!

11/3(土)に AWS GameDay という最高に楽しいイベントに参加してきました。 チームで参加して手を動かしながらワイワイして、さらに学びにもなるという素晴らしいイベントだったので、参加の報告と感想をまとめようと思います。

参加の経緯

概要については AWS Japan の記事にもありますが、ざっくり言うとお題に沿ってシステムを構築しつつ、ゲームをこなして得点を競うコンテストです。 例年 re:Invent の現地会場では開催されているようですが、他社の技術ブログを見る限り国内でも定期的に催されているようです。 今回は AWS Japan の方よりお誘い頂いたインターネットメディア系の企業数社(約40名11チーム)のみのクローズドなイベントだったようでした。 ゲームのネタバレ禁止とのことなので、具体的なサービス名やどういう対応をしたかには触れない形で書いていきます。

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分析チームで技術ブログを更新し続けるために最初にやったこと

Da Vinci Studio 分析チームの濱口です。
Da Vinci Studio の分析チームでは、少し前から定期的にブログを書いて、チームに溜まった知見を社外に公開しています。継続してブログを更新するためにやったことをまとめようと思います。

背景

分析チームの方針として

  • 社外の新規案件を獲得したい
  • 将来的には仲間を増やしたい

の2つがありました。そのためには分析チームがどんな活動をしているのかをあらゆる手段で発信して、もっと社内外にアピールする必要がありました。その手段の1つとして、分析チームがどんな技術を使っていて、どんな工夫をして日々アウトプットを出しているのかを技術ブログで発信すると良いのではと考えていました。

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GitHub リポジトリに貯めていく分析 SQL 運用

リポジトリにためていく分析SQL運用

Da Vinci Studio 分析チームの濱口です。
分析チームでは各々が書いた SQL をドキュメントにまとめて GitHub リポジトリに貯めて共有しています。この試みを始めてから1年ほどたったので、運用してみて感じたことや気づいたことについて紹介しようと思います。

背景

SQL を GitHub リポジトリに貯め始めたのは、以下のような問題意識からでした。

レビューの枠組みがなかった

ちゃんとした枠組みがなく、タスク管理ツール上で雑に行われていたり、そもそもレビューが行われていなかったりという状態でした。このような状態が続いてしまうと、SQL のミスやデータの誤りに繋がってしまい、データの信頼性が損なわれてしまいます。

書いた SQL が集約されていなかった

様々なところでレビューされていたりされていなかったりで、それぞれの書いた SQL がどこにあるのかがわかりづらい状態でした。他の人が書いた SQL を参考にしたり再利用したりするのにも一苦労で、とても非効率です。

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Core Web Vitals 数値の改善

Da Vinci Studio 第 2 サーバー部、社会人 2 年目の吉延です。 今回は最近開発してリリースしたばかりの 『ごっこランドTimes』で行った Core Web Vitals(CWV) 数値、その中でも First Contentful Paint(FCP) と Largest Contentful Paint(LCP) 数値の改善に焦点を当てた施策について紹介します。『ごっこランドTimes』は子どもの興味・関心を伸ばし、親子で一緒に楽しめる情報が満載のメディアです。Web フレームワークとして Ruby on Rails を用いて開発しています。

背景

SEO 対策はサイトへの集客アップのため重要なのは既知の事実かと思いますが、2021 年 6 月から CWV も Google の検索ランキングの要因となります。 ( 詳しくは Google 検索セントラルブログ を参照してください。) CWV はユーザー体験をより良いものにするために Google が提唱しているコンセプトで、表示速度、反応速度、表示の安定性の 3 つ要素に焦点が当てられています。そのため、表示ズレやサイトスピード改善はより重要となります。これらのスコアや細かな指標は PageSpeed Insights で測定することができます。

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